セクターローテーション

みなさんこんにちは!

「マーケットゲーミング」をご覧いただきありがとうございます。

今回はセクターローテーションについて取り上げたいと思います。

セクターローテーションとは?

セクター・ローテーションとは、景気動向をもとに、それぞれの局面ごとに、有望な業種別銘柄群が変わってゆくという考え方です。

これは、食べ物を例に考えるとよく分かるのではないかと思います。

日本の食べ物には、季節ごとに「」と呼ばれる食材がありますよね?

旬とは、野菜にとって「最も生育条件がそろった環境で育てられ、最も成熟している」時期です。つまり、味はさることながら、栄養分も最も高い状態にあるのです。

最近は技術を利用し、年中スーパーマーケットに並んでいる野菜も多いですが、自然に育てて旬に採れる野菜の味にはかなわないこともしばしばあります。

また、旬の食材のなかでも特に「初物」と呼ばれる、その年に初めて採れた食材は高値で取引されることは少なくありません。例えば、北海道夕張町で作られる夕張メロンの初物は高値がつくことで有名です。

金融市場でも同じく、時期によって投資環境が良いセクターというものが存在します。

その性質を逆手にとって、各局面で投資対象を切り替えていく投資戦略が、セクターローテーションと呼ばれる戦術になります。

出所:StockCharts-Sector Rotation Analysis-

上記の図では、青色が景気動向を示していて、オレンジ色が市場動向を示しています。

また、SBI証券で詳しい解説がされていますので、参考にしてください。

セクターローテーションの活用

それでは、セクターローテーションを意識することでどのようなメリットがあるのでしょうか?

個人の考え方や戦術次第ではありますが、ここでは、2つ紹介したいと思います。

強いセクターへの投資

1つは、景気循環を的確に予想し、各局面に合わせた投資するセクターを選んでいくという戦術です。

たしかに、高パフォーマンスを期待できますが、難易度は必然的に高くなってしまいます。

もちろん、個別銘柄の分析をする余裕のある方は、個別株投資の方が良いでしょう。

しかし、個別株への集中投資する余裕がない方には、銘柄の絞り込みが必要になってきますので、複数銘柄に分散でき、同時に少額から購入できるETF(上場投資信託)の活用を私は推奨します。

参考までに、世界の3大運用会社である「バンガード」「ステート・ストリート」「ブラック・ロック」が提供するETFは以下の通りです。

セクター バンガード ステート・ストリート ブラック・ロック
ティッカーコード
情報技術 VGT XLK IXN
一般消費財 VCR XLY RXI
ヘルスケア VHT XLV IXJ
生活必需品 VDC XLP KXI
素材 VAW XLB MXI
インフラ VPU XLU IGF
資本財 VIS XLI EXI
電気通信 VOX XLC IXP
不動産 なし XLRE なし
金融 VFH XLF IXG
エネルギー VDE XLE IXC

保有銘柄の分散化

2つ目は、ポートフォリオの分散効果を高めることです。

長期投資を前提に投資をしているのであれば、セクターローテーションを意識してポートフォリオを組むことは重要です。

銘柄を分散させたとしても、セクターが集中していれば実質的に分散効果がないのと等しいです。

そのため、それぞれの局面に合わせて、強いセクターを売り買いすることで、ポートフォリオ全体のリバランスをして、パフォーマンスを向上できます。

個人的見解

投資先の選定として、景気の変動に応じて産業別に投資するセクターローテーションは、とても理にかなった考え方であると思います。

しかし、プロであっても的確な景気局面を判断をするのはとても難しいのも事実です。

そこで、私が考えるおすすめの戦略は、保有したい銘柄を、そのセクター強くなるタイミングで拾ってゆく投資手法です。

株を買うのに適切なタイミングと、不適切なタイミングがあると私は思います。

そのため、特定のセクターが強気になったタイミングで、買い場を伺うというのが最も効率的なのではないかと考えます。

「必ずローテンションする」という考えのもと、各局面ごとに個別銘柄を買っていくことで、自ずとポートフォリオも分散されていきます。

まとめ

今回はセクターローテ―ションについて解説しました。

各局面ごとに振り回されないで、自身で決めた投資スタイルを確立させていくは重要ではありますが、それを上手く活用するのも戦略としては有効であると思います。

様々な産業があるなかで、マーケットの特性を利用しすることで市場平均をアウトパフォームすることも夢ではありません。

コロナ禍でのハイテク株のパフォーマンスなんかを見ると、マーケットに合わせて投資することは、有事には有効なのかもしれません。

本記事が少しでも参考になれば幸いです。

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